こんにちは!秋になりそろそろ各学校の説明会開催がピークを迎える頃でしょうか。今日はその説明会について、我が家の経験をふまえ押さえておきたいポイントを整理します。
1. 複数校の説明会に積極的に参加する
たとえば灘中を第一志望としている場合でも、灘だけでなく併願する学校の説明会にも参加することは大切です。第一志望校以外にも受験する可能性がある学校の様子を知っておくことで、選択肢が広がり、適切な判断材料が揃います。特に、各学校の雰囲気や校風を直接感じられる説明会は貴重な情報源です。実際、私も我が子のためにいくつかの併願校の説明会に足を運びました。その結果、志望校の最終決定をする際に、それらで見聞きした内容が非常に役立ちました。
2. 予約制説明会の対策方法
最近では多くの学校が説明会を予約制にしており、特に人気校は予約開始後すぐに満席となることがあります。私も灘中以外の学校の説明会に参加した際、希望日に予約が取れなかったことがあり、その大切さを痛感しました。各学校のホームページを定期的にチェックし、説明会や受験説明会の日程、予約方法を事前に把握しておくことが必要です。
3. 塾と現地の説明会の違いを知る
学校の先生を招いた塾主催の説明会もありますが、できれば実際の学校で行われる現地説明会に参加することをおすすめします。現地の説明会では、学校の雰囲気を直接感じられることが大きなメリットです。我が子が通う可能性がある学校では、現地説明会と塾の説明会の両方に参加することで、より広い範囲の情報を得ることができました。
4. 説明会で見るべきポイントと私の体験
説明会に参加した際、学校の施設や環境をしっかり見ておくことも重要です。我が家では、灘中の中庭やベンチのあるテラスなど、子どもが勉強や休憩をする際に居心地の良さそうな場所をチェックしました。実際、初めて灘中の説明会に行った際、校舎の中庭を見て「ここで成長していく子どもたちは幸せだろうな」と感じ、灘中に対する魅力が一層高まりました。
5. 在校生や先生の雰囲気を感じ取る
説明会の日が授業や部活の日であれば、在校生の様子を見るチャンスです。普段の生活風景から、その学校の校風や生徒の姿勢を感じ取ることができます。また、先生方の話し方や雰囲気から、その学校の教育方針や文化を理解することもできます。私の経験では、東大寺学園の説明会に参加した際、思わぬ形で学校の雰囲気を感じることができました。
本人が熱を出し私一人で参加することになったのですが、我が子は各学校の食堂を見ることを楽しみにしていたので、説明会後に食堂を覗いてその様子を我が子へ伝えようと思いました。ところが場所がわからず、近くに立っておられた先生にお尋ねすることに。言葉や地図で説明してくださると思っていたところ、わざわざ案内してくださったのです。しかも途中で気づいたのですが、その先生は校長先生でした!食堂はその日営業していませんでしたが、「メニューなどはここで見ていただけます」などいろいろご親切に教えていただき、一気に東大寺学園のファンになりました。自宅から近ければ、東大寺学園に通わせたいと思ったほどです。実際には東大寺学園は遠方で灘校の方が近かったため、灘校を選ぶことになりましたが・・。
6. 入試説明会で得られる貴重な情報
入試説明会では、出題傾向や選抜方針についての情報が得られます。学校側は、説明会にわざわざ足を運んでいる子どもや親には、その分のお土産を渡したいと思うでしょう。ホームページや塾から得る情報には載っていない情報を話してくださることもありました。
これらのポイントを押さえた説明会参加は、子どもにとっても親にとっても、より具体的で現実的な学校選びの手助けとなります。これから説明会に行かれる方の参考になれば嬉しいです。
では今日も明日も、いい日になりますように